『ラブ&マーシー(原題) / Love & Mercy』
ポール・ダノがザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソン役に挑戦!
ポール・ダノが、1960年代に「サーフィン・U.S.A.」などの名曲を生んだバンド、ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンを演じることが明らかになった。The Hollywood Reporterが報じている。 ポールがブライアン役で出演するのは、映画『イントゥ・ザ・ワイルド』『ツリー・オブ・ライフ』などを製作したビル・ポーラッドがメガホンを取る予定の作品『ラブ&マーシー(原題) / Love & Mercy』。脚本は『アイム・ノット・ゼア』のオーレン・ムーヴァーマンが執筆する。
本作は、ブライアンの型破りな芸術的才能や葛藤、彼を前へと突き進ませた愛や結婚生活に焦点を当て、彼の人生において分岐点となった時期を描くという。
音楽は、映画『ソーシャル・ネットワーク』でトレント・レズナーとタッグを組んだアッティカス・ロスが交渉に入っているとのこと。ちなみに『ラブ&マーシー(原題)』は、ブライアンのソロ曲にちなんで付けられたタイトルだ。若手俳優の中でも演技派として注目されるポールがどんな演技を見せてくれるのか、期待したい。
[映画.com ニュース] 2012年にデビュー50周年を迎えた米ロックバンド「ザ・ビーチ・ボーイズ」のリーダー、ブライアン・ウィルソンの伝記映画「Love & Mercy(原題)」の主役に、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・ダノが決定した。
同作は、「ツリー・オブ・ライフ」「ランナウェイズ」のプロデューサーであるビル・ポーラッドがメガホンをとる。脚本を、ボブ・ディランを題材にした映画「アイム・ノット・ゼア」(トッド・ヘインズ監督)の脚本家オーレン・ムバーマンが担当した。
現在70歳のウィルソンは、ビーチ・ボーイズの中心人物として10代の頃から活躍し、「サーフィンUSA」や「カリフォルニア・ガールズ」などの大ヒット曲を連発。また、1966年のアルバム「ペット・サウンズ」はロック史に残る名盤として知られ、多くのミュージシャンに影響を与えている。
しかし、60年代後半から約20年間は、精神疾患や薬物乱用に苦しみ低迷した。米ハリウッド・レポーターによれば、今回の映画は主にウィルソンの精神疾患との戦い、そして妻メリンダとの関係に焦点を当てるという。ダノはウィルソンの青年時代を演じる予定で、中年以降はまた別の俳優が起用される見込み。
プロデューサー陣はウィルソンの生涯の映画化権と楽曲使用権を確保している。なお、サウンドトラック担当として、「ソーシャル・ネットワーク」でトレント・レズナーとともにアカデミー賞作曲賞を受賞した英作曲家アティカス・ロスが交渉に入っているという。「Love & Mercy(原題)」は今夏のクランクインを予定。
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